アプリケーション初回起動30秒遅延を回避する方法

アプリケーションが使用するアセンブリの有効性を確認するためにCRLのダウンロード処理を行っている。
※CRL(Certificate Revocation Lists)とは「証明書失効リスト」のこと。
インターネットに接続できない環境でアプリケーションの起動が遅くなる原因は、CRLのダウンロードができない場合にタイムアウトの発生まで待ってしまうためです。

方法① 手動で設定修正

CRLのダウンロードを実行しないようにする。
 1. [コントロール パネル] - [インターネット オプション] を実行。
 2. [インターネットのプロパティ] ダイアログで [詳細情報] タブ を選択。
 3. [発行元証明書の取り消しを確認する] のチェックボックスをオフする。

方法② アプリケーションの設定追加
.NET Framework 2.0 Service Pack 1以降では、*.exe.configに以下の行を追加することにより、アプリケーション開始時の署名検証を無効にすることができます。
 <configuration>
  <runtime>
   <generatePublisherEvidence enabled="false"/>
  </runtime>
 </configuration>